オフラインモード

さて、DVD見て復習しておかなくちゃと・・・

ふむふむ、真知子先生、けっこうアリかもなあ・・・


・・・


うわっ、のわっ、あ、ども、たんぽ、いや、いぬいさんですこんにちくわ!

上のは独り言ですから、独り言ですからねっ!オムライスとか佐紀ちゃんとか全く関係ないですから! わたくし、嘘を申したことは一度もござ(ry


いやー、実は多忙なんですよぉ。もうちょっとまっててくださいね。

<追記>
ちょこっと書きました。まだ続きますけど。
</追記>

オムライス(前編)

前回の日記と重複になりますが、僕は副業で家庭教師をやっておりまして、その教え子というのが実は妹の友達なんです。以前から時々妹の勉強の面倒を見てたのですけど、どうやら妹が彼女に僕の勉強の教え方が上手いという話をしたらしく、それが縁で彼女を受け持つことになったのです。妹より年はひとつ上なのですけど、妹よりちっちゃくて、さすがに妹ほどではないですけど細くて、決して美人さんという顔立ちではないのですけど口元のホクロがチャーミングなかわいらしい女の子です。で、どうやら少なからず僕はその彼女に好意を持たれているみたいなのです。あ、これは妹にはナイショです。その彼女に対して、僕もまんざらではないのですけど、やはりここは大人として一線は引いて置かなければならないなと思っている今日この頃です。

えーと、ここでずっと“彼女”と表記するのもアレですので、かといって実名を出すのもさすがにマズいので、ここでは彼女のことを佐紀ちゃんと呼ぶことにしておきます。あくまでも仮名です。ハイ。

何か前置きが長くなってしまいましたが、ちょっと前にあったエピソードを紹介したいなと思います。今日の日記のタイトルにもなっていますが、以前佐紀ちゃんと妹が僕にいつも勉強を教えてもらっているからいうことで、そのお礼にオムライスを作ってくれたんですね。それが実は涙なしでは聞けないお話になっているのです。


つづく

散歩

どーも、いぬいさんですこんばんわ。早速アンテナ登録して下さっている方ありがとうございまーす。お名前は出しませんがこの場をお借りして御礼申し上げます。


いきなりなんですが・・・

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こたつ

僕には妹がいます。年が結構離れていて、妹は14歳です。少し色黒で手足はスラッとして細長く、駄洒落をよく言います。特技は「目玉リレー」です。



















あ、あと少し舌足らずで、“おうどん”のことを“おーどん”と言います。妹とはとても仲良しです。仲が良すぎて時々母親が心配しています。僕らの方はお構いなしです。


昨日、僕が夕食を終わらせて、こたつでくつろいでいた時のことです。妹がリビングに入ってきました。「あ、お兄ちゃんお帰り」妹は白い歯を零すと同時にその細長い手足を器用に折り曲げて、窮屈な僕とこたつの間に無理矢理入り込んできました。「別にこんな狭っ苦しい所に入ってこなくてもいいじゃん」と僕がささやかながら苦情を漏らすと「だって寒いんだもん」こちらもささやかな不平を漏らしながら僕の着ているどてらの襟元を引き寄せて一緒に包まりました。しかもそのあと袖にまで手を通してきました。「破れる破れる」という僕の注意もお構いなしに「大丈夫だよお兄ちゃんも細いんだから」と。完全に二人羽織の状態になりました。



(初回から苦しいです。 でも頑張ります)



しばらくして、さすがに動きづらいので袖だけは外したのですが妹はずっと僕の前にいました。その日の学校であった話や駄洒落の新ネタの話やお笑い芸人の話、普通にたあいのない会話が続きました。ひとしきり話が尽きたあと、ずっと同じ姿勢を続けていたのが辛かったのか、妹はその場で寝返りよろしく180度向きを変えてきました。さすがにこたつが少し浮きました。妹は僕の伸ばした膝の上に馬乗りするような形になって耳のあたりを僕の胸に当ててきました。

えーと、妹は自分の事を「わたし」と言わずに名前で言うのですが、実名を出すのはさすがにまずいので、ここでは妹の名前を千奈美としておきます。あくまでも仮名です。

はい、続けます。そのあと妹は「背中が寒いからお兄ちゃんのどてらをちなの背中に回して」とか「胸ピクピクさせて」とか要求してきました。僕は受け容れました。キャッキャ言ってたのが急に静かになったなと思うと、妹はその状態のまま寝てしまっていました。この状態を母親に見られたらまずいよなぁ、どんなリアクションするだろう、と僕は考えていました。


上の部屋から階段を降りてくる母の足音が聞こえました。


うわっ、ヤベェ、おい、ちなっ、起きろっ! 僕は思わず心の中で叫びましたが、寝起きの妹が上手く反応できるかどうかもわからない、取り繕っている状況を見られるという最悪の場合も考えられる、そう思うと僕の声は音になりませんでした。もう開き直るしかない、母の猜疑の目をした表情が心に浮かぶ・・・

母はリビングには入って来ず、隣にあるトイレに入る音がしました。チャーンス! 僕はまた心の中で叫び、妹を起こさないようにゆっくりと僕のからだの上から下ろしました。座布団を枕にさせて、どてらを肩から布団代わりに掛けて上げました。妹はうつぶせのまますやすや寝ています。今座っていた場所の左に僕が場所を移したところで母がリビングに入ってきました。間一髪でした。まぁ別に悪い事をしているわけではないのですけどね。母は僕と2、3言言葉を交わしたあとキッチンでコップ一杯の水を飲んでおやすみの挨拶をして自分の部屋に戻って行きました。一気に疲れがでた僕は少しお酒が入っていたのも手伝ってか仰向けにからだを倒した途端、妹と同じように寝入ってしまいました。

朝、僕は妹の淹れてくれているコーヒーの香りで目を覚ましました。「あ、お兄ちゃんおはよう」と妹はいつもと変わらない笑顔で僕に淹れてくれたコーヒーをそっとこたつの上に置きました。